今月は「にちにち」さんの“ミサンガマスク”を紹介します。
マスクのパッケージに心が穏やかになれるメッセージがついていたので、
納品にいらっしゃった職員の方に「ミサンガマスクができるまで…」のお話を伺いました。
「新型コロナウイルスが蔓延し、施設としてもどういう方向性に向かうのかわからなく、万が一通所できず自宅支援を余儀なく必須になった時のことを考え、針やハサミなどでやる作業は職員のいないところでは危ない方もいる。何か危なくない自宅でできる作業はないかと考えた。そこで、ミサンガ作りをはじめた。やってみると、意外に楽しくできた。
その同じ時期にマスクが世の中では品薄になり、施設でもマスク作りを始めていた。布もゴムも在庫切れになりマスクを作ったのはいいが、今度はゴムが買えない。
そんな時にミサンガの紐自体が伸び縮みし、柔らかいので、マスクの紐になるかもと思った。つけてみると、耳も痛くなりにくく白いさらし生地のアクセントになった。
デスクにいつも置いてあった、1月に利用者さんが送ってくれた年賀状には、
『うれしいことがありますように
たのしいことがありますように
おだやかな年でありますように
風も雨も雪もなにもかにも
やさしくありますように』
と1年を予言していたかのような言葉が心にしみて。
その言葉をパッケージにつけ、コロナが終息し、マスクが使わない世の中になったら、ミサンガとしてカラフルに使える日常に戻りますようにという願いを込めて。」
とのことでした。
ひとつひとつの出来事は最初から“ミサンガマスク”に繋がっていたわけではないようですが、不思議なことに、ひとつになって、私たちに勇気を与える商品となりました。
商品のパッケージもお守りのように見える形にしたとのことです。
「ミサンガマスク」

「にちにち」さんの”S字フックカバー”はマスクがかけられます。
他にも「にちにち」さんの“レースマスク”も人気です!
「レースの手作りマスク」

各施設の商品も毎月順次紹介していきますので、楽しみにしていてください!
さて、4月の予定です。
毎日11時頃〜 パンの販売 (さいたま市・きりしき共同作業)
毎週火曜日、金曜日 12時〜 お弁当、焼き菓子販売 (さいたま市・ルポーズ)
4月7日(水)11時半〜 大福・柏餅の販売 (宮代町・あかりワークス姫宮)
4月14日(水)12時〜 うどんの出張販売 (川越市・いもの子うどん)
4月28日(水)11時半〜 月1回のパンの販売 (川口市・パンラッコ)
◆「お弁当・焼菓子」の予約は、当日9時半迄に電話してください。(ルポーズ

◆「いもの子うどん」の予約は、前日13日10時迄にパレットの看板に名前を記入してください。
※上記は現時点でわかっている予定です。後から販売が決まったものに関しては、随時このブログに書き加えていきます。
パレット営業時間 午前10時〜午後4時 (休憩時間 午後1時〜午後2時)
土日祝休み TEL048−825−7488
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